連休に、堕ちたように来た恋③
首すじにキスされてからは
私は訳がわからなくなってしまった
さっきまで、赤の他人のカレだったのに
だけどキスの感触も
肌の感触も、びっくりするぐらい
心地いい
顔を見た時、話ぶりから
なんとなく、容姿も想像できた
だけど、初めての人と
こんな事しちゃうの私?って
常識的な考えと本能的な私とで
この矛盾が頭の中でぐるぐるする🌀
私のすべてが知りたいと
ゆっくりゆっくり私の身体を探り出すカレ
色々されるたびに、緊張がなくなって行く
見事にこんな所まで気が合うんだ
色々したいカレと
色々してほしい私で
カレがふとっ。こう言ってきた
本当は○とは、一緒に野球応援する
ファン同士って思っていたんだ
だけど、話して楽しい
顔見て、一目惚れして
ここに二人っきりだと思うと
抑えきれなくなった
首にキスした時、女の○の顔見たら
もう、独り占めしたくなった
私には嬉しさっと戸惑いしかない
なにもなく、私を気に入ってくれたカレ
素直に嬉かった
そして、私の現実が浮かんだ
カレに幻滅させる現実も
二人で、一緒になった時
やっぱり、ずっとこうしていたい
カレも私も素直にそう思った
もう、段々離れたくないと思った
私から、もう一回会いに行くから待っていて
いつの間にかそんな言葉に変わってしまった
カレからようやく、笑顔があった
朝。最寄りの駅にて
私の瞳にキスしてくれ
私の身体を抱きしめてくれ
名残惜しそうに、私の唇にキスしてくれた
私はすっかり別人になり
帰ってきてしまった
これからの事すら、考えずに
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