私からキスをした~悪魔の契約
☆40
気がついたら私と先輩は
噂の二人になってしまっていた😵💧
だけど、それから先輩は
私にはよそよそしくなっていた😓
もう、最初は話すのも怖い人😨😱
仕事できるのはわかるが
威圧的な印象があった😨
うちの職場で先輩が私のせいで
大変な怪我にあってからは
申し訳ない気持ちと
尊敬の念がある人に変わった
そして今、イライラする先輩を見ていて
私はどうしようもない気持ちになっていた
助けなきゃとか私が支えなきゃとか
あの時、助けてもらったから
恩返しはここでやらなきゃと思っていた
これを恋愛感情と言うなら恋愛だと思う
だけど、私自身は
先輩にさほど興味はなかった
常に一緒にいたい気持ちはなかった
最後の方に先輩から言われた
いつも○は忙しい😅よね
そう隙間なく働く私には
先輩に構う暇すらなかった
あの日。なぜ?自分から
声をかけたか分からない
よそよそしい先輩に
腹がたったのかも知れない
多分。見ていられなかった
そうとしか思えなかった
魔が差したに近い感情だった
運がよく私達二人っきりになった
周りにスタッフがいるなら
私は声すらかけられないだろう
そして先輩にこう告げた
「前、言っていたことを
してもいいですよ。私に」
先輩は目が泳いでいた
こいつ何を言ってるんだって
そんな顔をしていた
「大丈夫。覚悟は決めたから」
私は真剣な眼差しで返した
「すみません。俺も男です」
「正直、どうなるか、分かりません。
止まらなくなります。
なんか、あった時は許してください」
このやり取りを恋愛として受けとるか
二人だけのしてはいけない契約なのか
今だに分からない
そして私達は瞳でお互いの意志を確認した
私から先輩にキスをした
恋人👫同士のような風俗嬢と客のような
不思議なキスだった
そして、次第に男と女の階段を上った
約三年近く私達の契約は
無意識のうちに更新された
ケンカしたことも
お互いに意識したこともあった
ただ、これからお互いの存在が
支えになっていたのは事実だった
多分、前の上司がいてくれたら
私も先輩も助けを出せたのに
スタッフ全員後輩になるから
私達は弱味すら見せられなかった
だから、互いが必要だった
まさか、私達二人ともに
うちの職場から消されるなんて
このブログを書いている頃には
思ってもいなかった
そしてこのブログで書いた事は
私の人生の中でもかなり腹が立つ事だ
その事実を知るにつれ
先輩も私もその事の犠牲者だと思う
そして今、先輩に連絡すらとっていない
職場を離れたら赤の他人になる
私はもう関係ない必要ない人間だ
先輩の未来が幸せである事を
誰よりも祈っている
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